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地域の商圏

竹原・大崎上島・安芸津地域の商圏に関する研究(概要)

岡山 正人(流通情報工学科)

本稿は、地域(大崎上島、竹原市、東広島市安芸津)における商業の現状分析・課題抽出・提言に関する調査研究結果の概要である。
本調査では、竹原市商工会議所、大崎上島商工会および安芸津商工会が近隣住民を対象に実施したアンケート調査結果を集計・分析することで、竹原市及び近隣の住民の買い物行動の実態を明らかにするとともに、これらの地域の商業施設の商圏について考察した。 この調査結果によると、「大型店」は、品数が豊富であることや一カ所で欲しいものが揃うことなどがその利用理由であるのに対し、「一般商店」では店の信用や駐車場の整備の状況によって利用されていることが明らかとなった。
また、「竹原」や「安芸津」ではさらに「総合スーパー」や「ディスカウントストア」が望まれているのに対し、「大崎上島」ではこれらと同様な商店のほか「コンビニエンスストア」が強く望まれていることが示された。
それぞれの地元商店街に対し消費者が望むものは、竹原では「駐車場」、安芸津では「ディスカウントショップ」、大崎上島では「大売り出し」であった。
こうした結果のほかにも、消費者が商品ごとに主に利用する地域や商店についても、明らかにされたが、今回のアンケート調査では、被調査者の属性に関してサンプル数に多少の隔たりが見られ、今後の課題が残された。
本研究の成果は、大崎上島の住民が島内だけでなく島外においても、どのような買い物行動を行っているかといった実態解明に寄与できるものと考えられる。今後、大崎上島住民に対する商圏の詳細な調査を行い、本島振興の一つの指針としたい。


公開日:2014年4月19日

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